読みたい本が多すぎる

読みたい本が多すぎる。されど人生は短い。

アメリカ文学

『息吹』テッド・チャン(大森望訳)

テッド・チャン『息吹』(大森望訳 / 早川書房 / 2019.12)が文庫になると知り、積まれていた単行本を本棚の奥から引っ張り出してきて、慌てて読む。だってわざわざ表紙の硬い本を初版で買って、読まない内に安価な文庫が出ちゃうなんて、悔しいじゃないか。…

アガサ・クリスティー失踪事件

十年日記、と云うのを手書きでつけている。その日遭ったことを、単簡に一行綴るだけだが、書きためていくと去年の今日、何をしていたのか知れて愉しい。ほとんどがその日何を読んだか、なのだけれど。その日記によると、アガサ・クリスティーを読みはじめて…